嚥下食レシピ集

ニュートリーオリジナルレシピに加え、
お客様から寄せられたレシピもご紹介します!

年越しそば 前野病院(東京都板橋区)

第8回嚥下食レシピ大賞 施設のおすすめ嚥下食部門
ルーキー賞



◇レシピのPOINT◇
高齢の患者様が多いため、少量高栄養で、季節や食べる喜びが感じられるような食事づくりに努めており、高齢者に不足しがちな栄養素を栄養補助食品だけに頼らず、さまざまな食材を使用し補うようにしています。
てんぷらの衣には、粘りを抑えるため天かすに鶏肉を混ぜ、菜の花には枝豆を、干ししいたけには大豆の水煮を混ぜ込み、離水を抑えています。いずれも物性に配慮できるだけでなく、たんぱく質を補うこともできます。

材料(1人分)

食材 ニュートリー製品
A そばだしだし昆布1gさば厚削り節2gしょうゆ10g砂糖2g1.5gだしの素0.6g
そば(ゆで)50g冷麦(ゆで)50gニュートリーコンク2.520mLそばだし30mLソフティアU0.8gだしの素0.4g0.4g
B えびの天ぷら:えびむきえび20gだし汁15mLソフティアG0.4g赤ピーマンのペースト5g
B えびの天ぷら:衣天かす1g鶏むねひき肉15gそばだし15mLソフティアG0.5g
C かまぼこなると20gそばだし15mLソフティアG0.5g
C かまぼこはんぺん20gそばだし15mLソフティアG0.5g砂糖、塩適量
干ししいたけ1.5g大豆水煮10gそばだし15mLソフティアG0.5g
菜の花15gむき枝豆5gそばだし15mLソフティアG0.4g
にんじん15gそばだし15mLソフティアG0.3g

作り方

  1. 水にAの材料を加え、そばだしを作る。
  2. そばの材料をミキサーにかけ、なめらかになったら、70℃以上で十分に加熱する。ラップを敷いたバットに薄く流し込み、冷やし固める。
  3. えびの天ぷらを作る。むきえびは、分量のそばだしと一緒にミキサーにかけ、なめらかになったら、ソフティアGを加え85℃以上に加熱する。半分を絞り袋に入れて、えびの身の形に絞りだし、赤ピーマンのペーストをぬってすじをつける。
  4. 残りのえびに赤ピーマンのペーストを混ぜ、絞り袋に入れて、えびの尾の形に絞りだし、冷やし固める。
  5. 天かすに鶏ひき肉を加え、③と同様の手順で作り、絞り袋に入れて、④のえびのまわりに天ぷらの衣のように絞りだし、えびの表面にもスプーンで薄くぬる。
  6. かまぼこを作る。なるととはんぺんも③と同様の手順で作る。なるとはラップを敷いたバットに薄く流して固まったら、半円の型の内側にセットしはんぺんを流し込んで冷やし固める。
  7. 干ししいたけ、菜の花、にんじんも③と同様の手順で作る。しいたけはまんじゅう型に流し、菜の花とにんじんはラップを敷いたバットに流し込み、冷やし固める。
  8. そばは千切りにし、かまぼこは適当な大きさにカットする。菜の花とにんじんは、それぞれ木の葉型、花型でぬく。
  9. それぞれの具材を器に盛り付け、残ったそばだしにソフティアGを適量加え、上からかける。
・そば、冷麦、だし汁は、温かいものを使用するとうまく固めることができます。
・ソフティアGで作ったゼリーは、60℃まで温めることができます。
・ソフティアUで作ったゼリーは、65℃まで温めることができます。
・ソフティアUで作ったゼリーは、冷凍することができます。
・食材が少ないとミキサーがうまく回らないため、使用するミキサーによって食材の量を調整してください。

この料理に使った製品

ソフティアG(ジー)ゼリー食用

よりパワーアップしたゼリー食用テクスチャー改良材。さまざまな食品を飲み込みやすいゼリー状に加工でき、温め時のゼリーの安定性に優れています。

ソフティアU(ユー)おかゆ用

熱々のおかゆにソフティアUを入れてミキサーにかければ、 なめらかなおかゆゼリーが簡単に作れるテクスチャー改良材です。 そのまま器に移せば出来上がります。

ニュートリーコンク2.5

飲むだけ、混ぜるだけで、おいしく栄養補給。エネルギーだけでなく、たんぱく質やビタミン・ミネラルなど不足しがちな栄養素を効率よく摂取できます。

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