当施設では、水分補給のために1日4回とろみ茶を提供しています。その都度、各フロアでお茶を作り、1杯ずつとろみをつけていましたが、人によってとろみの仕上がりにバラつきがあったので、1ℓの計量カップを使ってまとめて作るようにしていました。とろみを必要とする方が増えたこともあり、1回の水分補給で4・5回、作っては洗ってを繰り返し、30分以上かけてとろみをつけていました。スタッフからは「腱鞘炎になりそう!」なんて声も。
そんな時、とろみ自動調理サーバーを知って、まずは1フロアにデモ機を設置してみることに。試してみたら「こりゃ楽だ!」「使いたい!」という声が多かったので、導入に踏み切りました。
とろみ自動調理サーバーの導入により、とろみ付け作業が簡略化できたのはもちろんのこと、ご利用者がとろみ茶をよく飲んでくれるようになりました。
お茶の香りがたってとても美味しく、とろみ材をソフティアシリーズに変更し、適正な粘度のとろみになったことで飲みやすくなったためです。
実は、とろみ自動調理サーバーを導入する前に、提供しているとろみの粘度を測定してもらったところ、基準の1.5~2倍の粘度でした。ぼたっと落ちるようなかなり強いとろみをつけていたので、とろみ自動調理サーバーで作ったとろみを最初に見たとき、こんなに緩くて大丈夫?と思いました。しかし、実際に飲み比べてみると、べたつかず、とろみが強すぎないためお茶の味や香りがしっかり感じられ、今までとろみをつけすぎていたのだと納得しました。
ご利用者も、とろみが強すぎて飲みにくく、飲むだけで疲れてしまっていたのでしょう。
とろみ自動調理サーバーの導入後は、暑い夏場でも水分補給の心配がなくなりました。
作業者や飲み物の種類による粘度のバラつき、とろみ付けの失敗にはずっと頭を悩ませていたので、いつ誰が作っても、安定したとろみがつけられるのはすごくいいですね。
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