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日本赤十字社 前橋赤十字病院

チームで見直した嚥下調整食を安定した物性と栄養価で提供するためのひと工夫を積み重ねました。

 「栄養サポートチームのワーキングチームである嚥下チーム全体で「嚥下調整食学会分類2013」に従って嚥下調整食を見直しました。市販のゼリーは甘いものばかりで飽きてします・・・という患者さんの声が多かったので、様々な食材とも相性がよく、料理に混ぜて使えて、エネルギーはもちろん、ビタミン・ミネラルも補給できるニュートリーコンク2.5(以下コンク)の採用を決めました。」と振り返るのは管理栄養士の山本淳子さん。  スムーズにコンクを導入するために、どんな工夫をされたのでしょうか?  「まず、加水する煮汁の計量を徹底しました。例えば、食材の100%の煮汁のうち、コンクは1人あたり10mLというように献立表に書き込みます。調理師は計量カップに人数分×10mLのコンクを先に計量し、そこに煮汁を足して分量通りの煮汁量に調整するという方法をとることで、常に物性が安定するようにしています。」出来上がり量を予定人数分に等分することで栄養量も献立通りに確保できるとのこと。実際に栄養状態が良くなった患者さんを目にすることがその実感につながると話されていました。 「給食管理システムにコンクを追加入力するわずらわしさは、使用するコンクの量をまとめて1日分として入力することで解決できました。どの料理に使用するかは出力した献立表に、気を付けてほしい点とともに書き込みます。これなら発注も自動でできますし、献立修正の際も手間がかかりません。」

調理工程から見直したので、コンクの導入もスムーズに。

調理現場でのコンクの使い勝手はどうなのでしょう?「調理工程全体を山本さんと話し合ったので、コンク導入の面倒さは感じなかったですね。」そう語るのは。調理師の阿久澤さん。「加える水分量も、コンクの量を先に量って足すだけで計算する手間は変わりませんし、かえってやりやすくなったと思います。ミキサーにかけた時も、煮汁だけより食材が回りやすい。出来上がった料理も口の中でベタベタ貼り付く感じはありません。」

食事は大きな楽しみのひとつ。食べた分だけ回復も早いです。

患者さんの反応を看護師の伊藤さんと、言語聴覚士の田坂さんに伺いました。「献立のバリエーショが増えたこともあって、患者さんが美味しいと言って進んで食べてくれるので介助を楽です。嚥下機能の低い方も経口の食事で必要なエネルギー量が摂れるようになれば、経鼻チューブを外すきっかけになると思います。」食事は患者さんの楽しみでもあるため、食事のボリュームが減り、負担が減ることでリハビリにも好影響がみられるとの声も聞かれました。

★ニュートリーコンク2.5について、もっと知りたい方は こちらからhttp://www.nutri.co.jp/products/nc/

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