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過換気症候群とストレスの関係

過換気症候群とは?

日常生活や仕事の場面において、急に痙攣を伴うような息苦しさを感じたことはありませんか? その症状は、過換気症候群かもしれません。

 過換気症候群とは、過呼吸により血液がアルカリ性に傾いた状態になることで筋肉の痙攣や手足の痺れなど、さまざまな症状を引き起こす状態を指します。

極度の緊張や精神的不安によって過呼吸になると、血液内の二酸化炭素量は減少します。通常、人間の血液はpH(水素イオン濃度)7.4±0.5と狭い範囲に保たれていますが、このpHを保つために二酸化炭素の量が深く関わっています。

二酸化炭素の量が減少すると、血液はアルカリ性に傾きます。すると、血管の収縮が起き、手が震えたり、ときには失神を起こしたりすることがあります。過換気症候群は自らの状態に不安を感じることで、さらに過呼吸がひどくなり、状態が悪化してしまうことにもつながります。

自覚症状としては、呼吸困難、呼吸が浅く速い、めまい、動機、胸が痛むなどがありますが、これらの症状が出たからといって、安易に「過換気症候群」と判断することはできません。パニック症候群や不整脈、急性の呼吸器疾患でも同様の症状を示すことがあるので、医療機関へ行き確認してください。

過去に過換気症候群になったことがある方は、過度の不安や緊張をできるだけ避けることを意識して生活しましょう。

過換気症候群の主な原因は「ストレス」

過換気症候群を引き起こす元となる過呼吸は、主にストレスが原因だとされています。

不安や緊張などの精神的ストレスのほか、痛みや疲労などの身体的ストレスが引き金となることもあります。特に、若い女性はストレスを感じやすいといわれていて、過去には女性グループが不安の連鎖によって集団で過換気症候群になった例もあります。

ストレスだけでなく、タバコも呼吸には深く関係しています。タバコを吸うと血管が収縮し、体内が酸素不足の状態になるため、息があがりやすくなります。さらに、肺炎など急性の呼吸器疾患を引き起こす原因にもなります。

 タバコが過呼吸の直接の原因になるとは現状ではいい切れませんが、呼吸器系にダメージを与える可能性はあります。過呼吸を経験した方は特に禁煙、節煙を心掛けましょう。ただ、急な禁煙はストレスの元になるので、少しずつ減らしていくことをおすすめします。

ちなみに、強いストレスや慢性的なタバコの習慣を続けていると、体内には「活性酸素」が増加します。活性酸素が必要以上に増えると健康な細胞までもが酸化するため、それが「老化」の原因といわれています。それを防ぐためにはビタミンCやEなどの抗酸化ビタミンを摂ることを意識しましょう。

過換気症候群の対応方法

過換気症候群の対応に「ペーパーバッグ法」という、口元に紙袋をあて、吐いた息を再度吸わせる方法がありますが、血液中の二酸化炭素量を上げることで症状が改善されますが、この方法は血液中の酸素濃度が低くなりすぎることがあるので、現在あまり推奨されていません。

吸気と呼気のバランスが1:2になるように「ゆっくりと息を吐く」ことを意識させて、呼吸を整えると、通常は3分程度で発作は自然におさまりますが、不安は呼吸を速めるため簡単ではありません。

過換気症候群の症状を何度も繰り返す慢性型の場合は、心理療法やカウンセリングが必要なケースもあります。「なぜ自分は不安を感じるのか?」という根本を探ることで、解決策が明確になるかもしれません。過換気発作を何度か経験したことがある方は、一度心療内科や精神科で相談することをおすすめします。

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